写真について思うこと。
2011年10月 4日 21:15
とてもとても久しぶりにブログ。
みなさまお元気でしょうか。
といっても、きっとこのブログをながめてくれる人たちは、twitterやFacebookで常につながってくれている方が大半・・・ですよね。
私は元気です。ご存知のとおり。
先日、写真洗浄ボランティアに参加してきました。
震災で被害にあった地域で見つかった写真をきれいにして持ち主に返そう。というボランティア。
以前から、現地に行かずとも都内で開催されているのは知っていたのに、未参加で。
最近すっかりチェック頻度が落ちてしまったRSSを久しぶりに読んでいて目にした今回の洗浄に、なんとなく背中をぽんと押された気がして参加してきました。
半年も濡れっぱなしだった写真は、状態の悪いものもすごく多くて。
アルバムに入ったまま、何が写っていたのか全くわからなくなっている写真もたくさん。
そういう写真は洗おうと触ると、さわったところから消えて真っ白になっちゃうの。
でも、奇跡的に、洗って泥を落とせばほぼ無傷の写真もあったり、ちゃんと笑顔は消えずに残っているものもあって。
写真の色が消えてしまうのは、濡れたからじゃないんだって。
写真屋さんにお願いしてプリントしてもらった場合、紙自体はウォータープルーフだから破れたりはしないんだけど、インクがゼラチンを含むそうで、それをバクテリアなんかが食べちゃうんだって。
だから、半年も洗浄できずにいた写真は真っ白になってしまうものも多かった。
だけどね、不思議とね、写真って撮りたいものをまんなかに写すことが多いから、はじっこから消えてもまんなかに写っている人はきれいに残ったりするんだよね。
そういう写真を見ると、実際には、バクテリアがはじっこから攻めてきただけかもしれないけれど、なんか勝手に、写した人と写っている人の思いなんかを感じずにはいられなかった。
そういうのを見て、自分で泥だらけのアルバムをきれいにしていって、やっぱり写真って素晴らしいって思った。
写真を撮った場所のチケットだとか、賞状だとか、結婚式の食事のメニューとか、そういうものも一緒にアルバムに入れて、そのときに感じたことを書き記すことって素晴らしいと思った。
セピア色のふるーい写真から、最近撮ったんだろうなっていう友達とバカ騒ぎしているような写真まで、ぜんぶステキだったよ。ほんとにぜんぶ、いい写真。
私は写真が好きで幸せだ。
私が撮るから私のアルバムにほとんど自分自身は写っていない。
でも、それは私が見た1秒1秒で、そこに私はいたわけで、アルバムを開くと自分の歩いた幸せの瞬間があふれていて、心動いた瞬間が忘れ去られることなくとどまっていてくれて。
本当に、私は写真が好きで幸せだ。
写真に写ってくれる人がいてくれて、写真を撮りたいと思わせてくれる人がいて、本当に幸せだ。
これからも、へたくそでもなんでも、ずっと撮り続けよう。
写真も、写真に写ってくれる友達も、家族も、街並みも、自然も、大切な人も、すごく愛おしい。
もっと、愛おしいものに、ふれていよう。
この気持ちを、忘れませんように。
少しでも役に立てれば、と思って参加したけれど、私が何かから救われた。
そんな日。

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